2021/01/22 23:08
こちらが「出羽燦燦」の玄米です。もちろん正真正銘「山形産」のお米になります。
そして下が「コシヒカリ」(新潟産)の玄米です。
見比べてみると、その差は一目瞭然!!
酒造好適米である「出羽燦燦」の玄米は、ぷっくりと大きいのがわかります。
食用米より粒が大きく、タンパク質含有量が少ないのが特徴で、その中心部には白く濁って見える「心白(しんぱく)」というデンプンの塊があります。
日本酒製造の最初に、できるだけお酒の雑味を出さないために、お米の周りを精米するのですが、良い酒米の条件は
・精米しやすい大粒であること
・お米の中心部に心白があること
だそうです。
出羽燦燦は軟性で吸水性がよいため、麹菌が住みやすく、醪(もろみ:発酵中の液体、日本酒になる前段階のもの)に溶けやすいのが特徴で、雑味が少なくふっくらと香り豊かな味わいになるとのこと。
出羽燦燦は比較的柔らかいがゆえに、お米の味が出やすいそう。
そのため、そのお米で作った「玄米デカフェ」も、他のお米で作られた玄米デカフェとは一味違った味わいとなっています。