玄米だけをじっくりと焙煎してつくる、それが「玄米デカフェ」です。
色は漆黒色。なのに軽くてさっぱりしています。
苦味があり、少しお米の甘さも感じられます。
それでいて香りは芳ばしい玄米。
カフェインがまったくはいっていないお米の飲みものです。
日本生まれ、日本らしい【玄米デカフェ】です。
【こだわりの製法】
じっくり丁寧に焙煎は進められます。
その日の温度・湿度、そしてお米の状態がすべてが違います。
なので、毎日の焙煎も少しずつ変わっていきます。
【庄内からお届けします】
日本有数の米どころ、山形県庄内町。
コシヒカリやつや姫の祖先米として有名な
「亀の尾」の生まれた町でもあります。
海も山も、田んぼも畑もある自然豊かな環境は、
夏は暑く、冬は寒い、そんな寒暖差の激しい土地でもあります。
それが、美味しい作物を育てる環境にもなっています。
玄米デカフェは、そんな庄内の工房からお届けします。
レシピ作りをスタートしたのは、静まり返った深夜のキッチン。
夜な夜な自前のフライパンで試行錯誤しながら玄米を煎る日々。
商品となり皆様のもとへお届けするまでには、約3年の年月を要しました。
玄米デカフェを通して多くの人に届けたかったもの。
それは忙しい生活を送る現代人にとって何より必要な「くつろぎのひととき」や「やすらぎのきっかけ」
そして焙煎へのこだわり。
それは、とことん追及した「美味しさ」
"ドリップして飲むか?溶かして飲むか?"
これまでの玄米を使った飲み物といえば、微粉末を溶かして飲むのが主流。
美味しいことに変わりはありませんが、溶かして飲む玄米は、口の中に微粉末が残ります。
そこでわたしたちが選んだのは
「ドリップして飲むお米の飲み物」
庄内のアトリエから創り出すために、
玄米はそのまま微粉末にしてもドリップできず
玄米の芯部の色が褐色に変わるまで焼き切らなければドリップに適さない、
芯部が褐色になるのは焦げているわけではない、ただ行き過ぎると焦げてしまうなど
絶妙なタイミングでうまれます。
"味の安定"
そして当然、味にもこだわりたい。
「味の決め手は粒度へのこだわり」
といっても過言ではないくらい、玄米の粒度は大切でした。
粉末にした玄米の粒度が細かすぎると、苦味が強まり、さらにドリップする際にお湯も落ちづらくなります。
かといって粒度が粗すぎると香りがでません。
よりよい一杯を届けるためにここでもこだわりました。
"オーブンを用いた玄米の焙煎"
玄米デカフェは、経験と知見を兼ね備えた職人によって作られています。
中でも、玄米デカフェをドリップさせるためのポイントとなる製造工程
-焼き切ること
-焦げさせないこと
見極めのポイントは、玄米が膨らみ煙が立ち上がる、ほんの一瞬。
"ひとつひとつのエッセンスから、もたらされる玄米デカフェ"
「つや姫」から「あきたこまち」へ、知るほどに面白い米から伝わるテイスト。
玄米焙煎の職人たちの新たな発見もありました。
それは"お米によって味が変わる"ということ。
当初の玄米デカフェは山形を代表する米「つや姫」を焙煎していました。
あるとき「あきたこまち」を使って焙煎したところ、味の違いを知ることとなりました。
いつか47都道府県の自前の米で、玄米デカフェを作りたい。そう思っています。
「選りすぐりのお米」
「職人によって培われた焙煎技術」
「商品となるまでの長い歳月」
こうしたエッセンスひとつひとつが
人々のやすらぎの時間をもたらすことを願っています。
それが、素朴で優しいお米の飲み物
「玄米デカフェ」です。
今でも「極上の一杯をお届け」するために進化は止まることはありません。